アガサ・クリスティーの生涯 上 タイトル

アガサ・クリスティーの生涯 上

原題

Agatha Christie─A Biography

発表年

1984

著者/訳者

ジャネット・モーガン/深町眞理子・宇佐川晶子

カバーデザイン

真鍋博

ページ数

331

あらすじ(解説文)

出版

早川書房 1980年にいたり、アガサ・クリスティーの生涯について完全かつ徹底的な論述を試みる機が熟したとの機運が高まり、愛嬢アントニー・ヒックス夫人により、筆者に執筆の依頼がなされた。夫人の方針は、亡き母の遺したあらゆる資料を筆者に公開し、それを筆者が完全に自由な立場から最善と思う方法で利用するのでない限り、この試みに乗り出す意味はない、というものであった。従って本書は、日記帳、執筆のための覚え書き等、入念に保存されてきた資料に基づいている。─本書「まえがき」より
幸福な少女時代、最初の結婚、謎に包まれた失踪事件など、波瀾に満ちた前半生を数々の未公開資料を駆使して描き出す、初の本格的クリスティー伝!

初版

1987年(1800円)

重版

入手

amazon

ISBN

4-15-203332-0

アガサ・クリスティーの生涯 下 タイトル アガサ・クリスティーの生涯 下

原題

Agatha Christie─A Biography

発表年

1984

著者/訳者/解説

ジャネット・モーガン/深町眞理子・宇佐川晶子/深町眞理子

カバーデザイン

真鍋博

ページ数

338

あらすじ(解説文)

出版

早川書房 エルキュール・ポアロのように頭脳明晰で、ミス・マープルのように奥ゆかしく、トミーとタペンスのようにユーモア感覚にあふれ、ハーリ・クィンのようにミステリアスな作家、アガサ・クリスティー。その人となりはどのような環境のもとで培われたのか。また、全世界で愛読され続けているその作品は、どのような契機から生まれ、どんな過程を経て成立したのか。クリスティー自身は語ることのなかった創作の秘密をさぐるとともに、謎に包まれたその生涯を興味深く再現するクリスティー伝記の決定版。
日記、書簡、創作メモ、作品の草稿など、遺族が託す門外不出の資料をもとに、ミステリの女王の作品の成立過程と栄光に包まれた後半生を再現する!

初版

1987年(1800円)

重版

入手

amazon

ISBN

4-15-203333-9

【上巻】

まえがき

1 ”……ミラー一家というひとつの家族……”

2 ”……自分ひとりで、自分の好むときに……”

3 ”……自分の好きなように使え、楽しめる所有物”

4 ”……いずれどちらかに決めなくてはならない……”

5 ”……彼があなたの全生涯を変えてくれる”

6 ”待つことはつらいが、準備はすっかりできている……”

7 ”危険と殺人と突然の死……”

8 ”……すばらしい! うまいぞ! これだ……”

9 ”……今度書く本が五冊目になる……”

10 ”自分がだれかわかっていないようだ……”

11 ”思い出してもぞっとする十日間……”

12 ”……まがうかたなく真性の記憶喪失……”

13 ”ロンドン─パリ─ローザンヌ─ミラノ─ヴェネツィア……”

【下巻】

14 ”まったく思いもよらなかったこと……”

15 ”……死体に類するもの……”

16 ”……すてきな平行線……”

17 ”なにもかもがいちどきにやってくるみたい……”

18 ”……ただの中休み……”

19 ”……ちょっとしたお祭り騒ぎ……”

20 ”……死者を掘りおこす……”

21 ”……すべてが手品師の道具、そしてミスディレクション”

22 ”わたしは楽しく過ごしつづける……”

23 ”……傍観者であり、観察者……

24 ”……逆まわりする映画のフィルムのように……”

25 ”平凡で幸運な、よく働く作家……”

26 ”おそらく、先は長くないだろう……”


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