タイトル | チェーホフ・ユモレスカ 傑作短編集2 |
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原題 |
Юмореса | ||
発表年 |
2007(日本で独自に編纂) | ||
著者/訳者/解説 |
チェーホフ/松下裕/小田島恒志 | ||
カバーデザイン |
人形 イシイリョウコ/カバー写真 広瀬達郎(新潮社写真部) | ||
ページ数 |
377(巻末「観客の目」) | ||
あらすじ(解説文) |
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出版 |
新潮社 新潮文庫 チ1-5 |
「ああ、人間、人間ってやつは!」。湖で溺れていた夫婦を必死で助けたイワンは、いったい何を嘆くのか。「余計なことをべらべらしゃべるんじゃない!」。友人はなぜスミルノーフにきつく忠告するのか。怒り、後悔、逡巡……。晴れの日ばかりではない人生の、愛すべき瞬間をつぶさに写し取ったロシア最高の短編作家チェーホフ。ユーモア短編集第二弾、本邦初訳を含め、すべて新訳の49編。(*印が本邦初訳作品) | |
初版 |
2009年(590円) | ||
重版 |
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入手 |
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ISBN |
978-4-10-206507-5 |
1 婚礼の前
2 二兎を追う者は一兎をも得ず
3 車内風景
4 よもやま話 *(単行本版「あれやこれや」の改題」)
5 「あいびきはしたけれど…」
6 村の名医たち(単行本版「田舎医者」の改題)
7 逃した魚は大きい
8 飛ぶ島
9 狩猟解禁日 ?
10 二つのスキャンダル
11 牧歌─「ああ」と「おお」!
12 雄々しい奥さん ?
13 わたしがどういうふうにして正式な結婚をしたか
14 おじいさんそっくり
15 山羊またはろくでなし
16 わかってくれた!
17 悲劇俳優
18 庇護 ?
19 証明書 ?
20 馬鹿女または退役大尉
21 マヨネーズあえ
22 新しい病気と古い薬 *
23 時代の象徴
24 駅長
25 中傷
26 旧年、一八八三年の遺言状 *
27 喜劇俳優
28 狩場で
29 無邪気な森の精
30 聖歌隊 ?
31 長い思索の結果 *
32 魂についてのいくつかの思い
33 しゃべるべきか黙るべきか ?
34 うぬぼれ
35 別荘住まいの女
36 夫婦喧嘩
37 ロシアの石炭
38 別荘地の掟 *
39 取材記者への手紙 *
40 人心の動揺
41 別荘地の楽しみ ?
42 理想の試験 *
43 定期市の「決算」 *
44 燃えひろがる炎 ?
45 絶望した男
46 愚かなフランス人 (単行本版では「看板 ?」を所収)
47 劇作家
48 酷寒
49 川のほとり ?
訳者解題─チェーホフはわれわれの同時代人 (松下裕)