タイトル | 魔性の眼 |
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原題 |
Le mauvais œil | ||
発表年 |
1956 | ||
著者/訳者/解説 |
ボアロー、ナルスジャック/秋山晴夫/都筑道夫 | ||
カバーデザイン |
上泉秀俊 | ||
ページ数 |
180(巻末「ふたりの横顔」) | ||
あらすじ(解説文) |
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出版 |
早川書房 ハヤカワポケットミステリ349 |
十八才のレミ・ヴォブレが、十二年間、ベッドに縛りつけられていた全身麻痺から、ふいに立ちあがれ、歩き出せるようになったのは、ある朝のことだった。レミは、全身麻痺とともに失われていた十二年前の記憶を、取り戻そうと思った─十二年前に死んだ母親のことを誰にきいても教えてくれなかったからだ─教えてくれないだけではない、彼の快復を、誰も喜んでくれないような気がしたからだ。父も、同じ家にいる叔父も、家庭教師も、何かレミの眼を避けようとする─まるでレミの眼が、人々に災いをまきちらす《魔性の眼》ででもあるように……。そして、レミがふとしたことから叔父と口喧嘩をした夜、その叔父は、二階の手するから転落死したのだ。 文学味と探偵小説とを両立させた深みある傑作。本書の共著者は1956年度アメリカ探偵作家クラブ特別賞を獲得した名コンビである。 |
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初版 |
1957年(140円) | ||
重版 |
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入手 |
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ISBN |
なし |
1 魔性の眼 (Le mauvais ceil)
2 眠れる森にて (Au bois dormant)