読ませる機械=推理小説 タイトル

読ませる機械=推理小説

原題

Une machine à lire: le roman policier

発表年

1973

著者/訳者/解説

トマ・ナルスジャック/荒川浩充/荒川浩充

カバーデザイン

松田正久

ページ数

263

あらすじ(解説文)

出版

東京創元社
キイ・ライブラリー
フランス推理文壇を代表するコンビ作家ボワロ&ナルスジャックの一人、トマ・ナルスジャックの最も新しいユニークな推理小説論。なぜ、推理小説は《読ませる機械》なのか? ポオをはじめ、科学的推理小説の創始者フリーマン、そしてクイーン、カー、チェスタトン、クリスチィら、本格謎解き小説の代表的作家の作品を具体的に取り上げ、分析し、独自の理論を展開する。推理小説と宗教、デモクラシー、そして特にサイバネティックスとの関連にまで言及し、また、作家の作業と読者の作業の両面から推理小説をとらえている点は従来の彼の評論には見られなかった斬新かつユニークな考察である。

初版

1981年(1800円)

重版

入手

amazon

ISBN

4-488-01505-0

はじめに (F・ル=リヨネ)

1 序章

2 謎解き小説

3 証明についての小論

4 フリーマン─科学的小説家

5 ゲームとしての推理小説

6 エラリー・クイーン

7 ジョン・ディクスン・カー

8 G・K・チェスタトン

9 ファンタスティックなもの

10 アガサ・クリスチィ

11 論理的な驚異

12 推理小説の道徳的価値

13 推理小説とデモクラシー

14 推理小説と宗教

15 推理小説の作動

16 推理小説とサイバネティックス

17 推理小説と文学

結び


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