UK C・H・B・キッチン
(Clifford Henry Benn Kitchin)

伯母の死
「伯母の死」
(1929年)
(早川書房)

 イギリスの作家。大学卒業後法廷弁護士として活躍したり、証券取引の仕事をしたりしていましたが、遺産相続により生計を立てる必要がなくなり、小説や詩を書き始めます。

 ミステリー作家としては1929年にマルコム・ウォレンを探偵役に据えた「伯母の死」により一躍注目を集めるようになりました。その後同じ主人公で3長編を書上げています。

 その作風は一時代前の探偵小説からは一線を画し、犯罪により露わになっていく人間性に重点を置いた新しい感覚の本格ミステリといえます。


■作家ファイル■

出身地
イギリス、ヨークシャーのハロゲイト
学歴
オックスフォード大学エクセター・カレッジ卒
生没
1895年10月17日~1967年4月4日
作家としての経歴
1929
最初のミステリー長編「伯母の死」を発表
シリーズ探偵
マルコム・ウォレン (Malcolm Warren)
代表作
「伯母の死」
「The Cornish Fox」

■著作リスト■

1 マルコム・ウォレン登場作品リスト

2 その他の作品

【長編】

No. 事件名 発表年 邦訳 備考
1 A Short Walk in Williams Park 1971 -

【短編集】

No. 事件名 発表年 邦訳 備考
1 Jumping Joan and other stories 1859 -
1 The Maze -
2 Jumping Joan -
3 No Nice Tea in the Summer-House -
4 A Cottage in Cornwall -
5 The Cousins -
6 Here For a Purpose -
7 The Gourd -
8 A Wet Afternoon -

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