タイトル | あばずれ |
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原題 |
The Hellcat | ||
発表年 |
1962 | ||
著者/訳者/解説 |
カーター・ブラウン/矢野徹/矢野徹 | ||
カバーデザイン |
上泉秀俊 | ||
ページ数 |
137(巻末にカーター・ブラウン作品リスト) | ||
あらすじ(解説文) |
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出版 |
早川書房 ハヤカワポケットミステリ724 |
パイン・シティの死体置場に五年前から若い男の生首が保管されていた。この首はパイン・シティのはずれのサンライズ渓谷に捨てられてあったものだが、胴体のほうは警察の懸命な調査にもかかわらずついに発見できなかった。そして、事件はなんの手がかりもないまま迷宮入りとなり、首はガラスの壺にホルマリンづけにされ、死体置場に収容されたのだ……。 しかし、この首が最近とんだことから人々の注目を浴びるようになった。サンライズ渓谷の大地主サムナー家の料理人が、臨終の際に牧師に意外な告白をしたのだ─あの首はサムナー家の客になっていた男のもので、サムナー家の一人娘チャリティとその男が激しい口論をしているところを見たと……。この告白が新聞に大きく報道されるや、市じゅうの大評判となった。そうなっては、レイヴァーズ保安官としても黙って見過すわけにもいかず、アル・ウィーラー警部に調査を命じた。 ウィーラーはさっそくチャリティを訪ねた。だが、彼女は数年前から行方知れずになっていた! これではさすがのウィーラーも手のほどこしようがなかったが……その翌日、保安官事務所に三人の訪問者があった。ギャングのガブリエルと盲目の殺し屋エド・デュプレ、それにガブリエルの情婦ジョージイ─彼らは、新聞に載った写真の首がガブリエルの弟ティノに間違いないというのだ。そして、ティノを殺したのはまちがいなくチャリティであり、彼女を殺してやるといきまいた! |
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初版 |
1962年(150円) | ||
重版 |
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入手 |
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ISBN |
なし |