タイトル | ブロンド |
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原題 |
The Blonde | ||
発表年 |
1958 | ||
著者/訳者/解説 |
カーター・ブラウン/野中重雄/都筑道夫 | ||
カバーデザイン |
上泉秀俊 | ||
ページ数 |
148(巻末「軽探偵小説の見本」) | ||
あらすじ(解説文) |
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出版 |
早川書房 ハヤカワポケットミステリ501 |
テレビ・ファンは沸きたった! 傍若無人なテレビ・インターヴューの司会者として人気を呼んでいる美人女優ポーラ・レイドが、この土曜日には、三年ごしに行方不明だった元女優ジョージア・ブラウンと、パイン・シティのテレビ局で対談することになったのだ! ジョージア・ブラウンとは、誰あろう、三年以前、映画スターの桃色パーティで起った人気スターの自殺事件の鍵を握る唯一の人物だったのである。 一方、パイン・シティ警察は、二人の身辺の安全を守ろうと、躍起になっていた。ほかでもない、過去の事件の真相の顕れることを嫌う何者かが、手段を選ばずその夜の放送を阻止すると脅迫状を送ってきたからだ。 本署から派遣された殺人課警部ウイーラーは警察の保護を拒む気丈なポーラに愛想をつかして、問題の女ジョージアのアパートを訪れたが……ドアのブザーを押した途端、轟音とともに跳ね飛ばされた! 室内に爆弾が仕掛けてあったのだ。そしてジョージアは、木っ端微塵に消し飛んでいた─ドアの把手を掴んだ手首と、一本の金髪だけを残して! 全世界で1800万部を売りつくし、スピレイン以来の人気を煽った超モダーンハードボイルド作家の、スピードと、サスペンスと、セックス充満の傑作。本邦初登場! |
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初版 |
1959年(120円) | ||
重版 |
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入手 |
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ISBN |
なし |