タイトル | ハワイの気まぐれ娘 |
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原題 |
The Wayward Wahine | ||
発表年 |
1960 | ||
著者/訳者 |
カーター・ブラウン/山下諭一 | ||
カバーデザイン |
上泉秀俊 | ||
ページ数 |
164 | ||
あらすじ(解説文) |
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出版 |
早川書房 ハヤカワポケットミステリ702 |
ニュー・ヨークの私立探偵ダニー・ボイドは、常夏の島ハワイへやってきた。が、観光旅行としゃれた訳ではない。ニュー・ヨークの実業家エマースン・レイドの依頼で、ハワイに駈落ちした彼の妻ヴァージニアのあとを追ってきたのである。ヴァージニアの相手は、エマースンが所有するヨットの船長エリック・ラーセン。ボイドの仕事はこのエリックとヴァージニアを、有無を言わせずハワイから追い出すことだった。 ハワイに着いたその夜、ボイドは私立探偵にふさわしい大歓迎をうけた。歓迎してくれたのは、ハワイに住むエマースンの元情婦ブランチ・アーリントンの素っ裸な死体だった! さすがのボイドもこれにはびっくり。彼は、ブランチにハワイを案内してもらい、ヴァージニアを見つけるつもりだったのである。だが、これは続いて起る事件の序の口にすぎなかった─ブランチの死体を見つけてから数時間もたたぬうち、今度はハワイ一の踊り子の訪問をうけた。しかも、彼女は驚きあきれているボイドの眼の前で、みるまに一糸まとわぬ裸体となったのである! 20年前、銀行強盗によって隠された宝をめぐってハワイに展開される奇怪な事件の数々! ダニー・ボイド・シリーズ第2弾! |
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初版 |
1962年(160円) | ||
重版 |
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入手 |
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ISBN |
4-15-000702-0 |