いなかった女 タイトル

いなかった女

原題

The Never-Was Girl

発表年

1964

著者/訳者

カーター・ブラウン/田中小実昌

カバーデザイン

上泉秀俊

ページ数

144

あらすじ(解説文)

出版

早川書房
ハヤカワポケットミステリ867
パーティに夜おそくやってくると、ディクシーというその女は、着てるものをみんな脱いでしまい、すごい異教徒の踊りを踊りはじめた。虚栄の都ハリウッドではなかなかお目にかかれない原始人そっくりの踊り。その踊りを見ていたイギリスのシェークスピア俳優─ハリウッドの大作映画出演のため鳴り物入りでやってきたロバート・ガイルズは、いっぺんにホの字になってしまった。いっしょにきたガールフレンドをおいてきぼりにして、ロバートはさっそくディクシーをつれて、ホテルへと急行した。ホテルに着くなりふたりはウイスキーをガブガブあおり……その間に、どうしたことか、ロバートはぐっすり寝入ってしまった。しばらくたって目が覚めると、ロバートは、そばにうずくまっているディクシーにやおらしなだれかかった。が、意外、女は血みどろになって死んでいる!
─人気スター、ロバートが、もめごと処理屋リック・ホルマンをあわれて訪ねたのは、殺人のぬれ衣を着せられるはめになったからだ。しかも、ロバートの驚いたことには、パーティの出席者はだれひとりディクシーなどという女は、パーティにはいなかったというのである! いなかった女の死をめぐって展開する、セックスとアクションのリック・ホルマン・シリーズ!

初版

1964年(180円)

重版

入手

amazon

ISBN

なし

TOPへ