自殺室 タイトル

自殺室

原題

The Eyes That Watch You

発表年

1963(日本で独自に編纂)

著者/訳者

コーネル・ウールリッチ/稲葉由紀

カバーデザイン

上泉秀俊

ページ数

167

あらすじ(解説文)

出版

早川書房
ハヤカワポケットミステリ753
ホテル・聖アンセルム913号室は、人呼んで『自殺室』という。その呼び名のごとく913号室に泊った客は、その夜のうちに必ず自殺してしまうのである。なぜ、この部屋の泊り客が急に自殺する気になるか、その理由はだれにもわからない……。
その日も913号室に一人の泊り客があった。その客は、最近婚約発表をしたばかりの、野心と希望にもえているまだうら若い青年だった。が……翌朝、この青年もまた913号室のすべての客と同じ運命をたどっていた!
この事件を最後に、913号室には一人の泊り客もなくなった。そして、一年の歳月が流れ去り……ある日、913号室にひさしぶりに客が泊った。その客は、913号室の謎をひそかに調査しつづけてきたホテルの探偵、ストライカーである。彼は、なんの手がかりもつかめないのに業を煮やし、ついにみずから913号室に泊る決心をしたのだった……! 名手コーネル・ウールリッチの珠玉短篇を精選して収録した傑作短篇集─ムードとサスペンスの天才が、短篇の世界に展開するドラマチックな人間模様─読者待望の名短篇集!

初版

1963年

重版

1979年3版(500円)

入手

amazon

ISBN

4-15-000753-5

1 殺しの足音 (Stuck with Murder)

2 眼 (Eyes That Watch You)

3 九一三号室の謎 自殺室 (Mystery in Room 913)

4 九一三号室の謎 殺人室 (Mystery in Room 913)


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