エイプリル・ロビン殺人事件 タイトル

エイプリル・ロビン殺人事件

原題

The April Robin Murders

発表年

1958

著者/訳者

クレイグ・ライスエド・マクベイン/森郁夫/森郁夫、都筑道夫

カバーデザイン

勝呂忠

ページ数

272(巻末「ライス女史礼讃」「エド・マクベインとは誰か」)

あらすじ(解説文)

出版

早川書房
ハヤカワポケットミステリ524
憧れのハリウッド! ニューヨークはセントラル・パークのしがない街頭写真師、ビンゴとハンサムも、とうとうやってきた。懐にはニューヨークで儲けた三千ドル。それに、ビンゴの頭脳とハンサムの記憶力。これだけあれば、ハリウッドで金持になるという二人の年来の望みも案外たやすくかなえられそうだった。まずは、家を探さなくては……。二人は、意気揚々と街に出た。
だが、生き馬の目を抜くこの街で、人のいいご両人にトラブルのおきぬはずはない。もと映画スターのものだった家を買いたいという二人の望みを聞いて、一人の男が無声映画華やかなりし頃の大スター、エイプリル・ロビンが住んでいた邸宅へ案内してくれた。長いあいだ空家だったために今は蜘蛛の巣だらけ、家具も倉庫にしまいこまれてはいるが、この大邸宅、家具つきでたったの二万ドル。しかも、とりあえず二千ドル払うだけで二人のものになるという。二人はその話にとびついた─だがせっかく虎の子をはたいて手に入れたその家も、一夜明けてみれば殺人現場の現場に早がわり……! ライス亡きあと、異才マクベインが書きつぐという異色の構成をとった、話題のユーモア本格推理。

初版

1959年

重版

1987年3版(880円)

入手

amazon

ISBN

4-15-000524-9

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