眠りをむさぼりすぎた男 タイトル

眠りをむさぼりすぎた男

原題

The Man Who Slept All Day

発表年

1942

著者/訳者/解説

クレイグ・ライス/森英俊/久坂恭

カバーデザイン

坂川栄治(坂川事務所)

ページ数

270(巻末「クレイグ・ライス─その光と影」)

あらすじ(解説文)

出版

国書刊行会
世界探偵小説全集10
快活な大金持ちのフランクと嫌われ者のジョージ、フォークナー兄弟の驚異の館レイヴンズムーアの週末パーティーに招かれたマリリーは、翌朝、ジョージが寝室で喉を掻き切られているのを発見した。そもそも、パーティーの顔ぶれからして妙だった。辣腕の刑事弁護士、元コーラスガール、万事控えめな英国人夫婦、正体不明の謎の小男、居合わせた人々はみな、ジョージに弱味を握られ、脅迫まがいの扱いを受けていたらしい。その証拠品を取り戻そうとして寝室に忍び込んだ面々は、それぞれジョージを発見しては秘密の露見を恐れて、パーティーが終るまで口をつぐんでいようと決心する。交錯するそれぞれの思惑と、高まるサスペンス。そして一日の終りに一同を待っていた驚くべき結末とは? 40年代アメリカ最高の人気作家ライスがマイケル・ヴェニング名義で発表した幻の傑作。

初版

1995年

重版

1996年再版(2300円)

入手

amazon

ISBN

4-336-03680-2

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