大尉のいのしし狩り タイトル

大尉のいのしし狩り

原題

 The Captain's Boar Hunt and other stories

発表年

 2005（日本で独自に編纂）

著者/訳者/解説

 デイヴィッド・イーリイ/深町眞理子・白須清美他/Ｆ

カバーデザイン

 装丁　藤田知子/装画　磯良一/企画・編集　藤原編集室

ページ数

 291（巻末「異色作家イーリイ再び」及びイーリイの著作リスト）

あらすじ（解説文）

出版

 晶文社
晶文社ミステリ		 現代文明を棄て昔ながらの生活に戻ろうと、七人の若者たちが片田舎の古い農家を借りて共同生活を始めた。厳しい冬も越え、コミューンは順調そのものに見えたが、彼らの生活が記事になり、初めての観光客がやってきた日からすべてが一変する……。理想の共同体がたどる皮肉な展開「昔に帰れ」、無人の家に灯る明かりが夫婦を追いつめていく「別荘の灯」、ＭＷＡ賞候補作の２短篇をはじめ、第二次大戦末期のヨーロッパ戦線を背景に、自分たちだけの掟に従って生きる男たちが演じるグロテスクな死と暴力のドラマを描いて強烈な「大尉のいのしし狩り」、嫌われ者の画家をめぐる若き芸術家たちの悪ふざけが思わぬ結末を呼び寄せる「スターリングの仲間たち」、ニューヨークのど真ん中で秘密裡に実施された奇妙な実験計画「緑色の男」など、第一短篇集『ヨットクラブ』が好評を博したイーリイの異色短篇、全15篇を収録。日本オリジナル編集。

初版

 2005年（2400円）

重版

入手

 amazon

ISBN

 4-7949-2746-0

１　大尉のいのしし狩り (The Captain's Boar Hunt)

２　スターリングの仲間たち (Starling's Circle)

３　裁きの庭 (Court of Judgment)

４　グルメ・ハント (The Gourmet Hunt)

５　草を憎んだ男 (The Weed Killer)

６　別荘の灯 (The Light in the Cottage)

７　いつもお家に (Always Home)

８　ぐずぐずしてはいられない (No Time to Lose)

９　忌避すべき場所 (A Place to Avoid)

10　最後の生き残り (Last One Out)

11　歩を数える (Counting Steps)

12　走る男 (The Running Man)

13　登る男 (The Squirrel)

14　緑色の男 (The Marked Man)

15　昔に帰れ (Going Backward)

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