タイトル | ブラックネルの殺人理論 |
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原題 |
Bracknell's Law | ||
発表年 |
1976 | ||
著者/訳者/解説 |
ウォラス・ヒルディック/広瀬順弘/広瀬順弘 | ||
カバーデザイン |
空山基 | ||
ページ数 |
275 | ||
あらすじ(解説文) |
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出版 |
角川書店 海外ベストセラー・シリーズ |
殺してやりたい人間は世の中にいっぱいいる。その欲求を抑えこんで実行に移さないだけのことだ。だがその結果生じた心理的抑制が、様々のマイナス効果を及ぼすことは当然だ。それならば、内心の欲求に忠実に、憎む相手を殺してしまったらどうか。効果は逆のはずだ─。 「私はこの理論を実践してみる。それも決して発覚しない完璧な殺人法で…」 夫、ロナルド・ブラックネルの日記を盗み読んだパットは驚いた。こんなことを考えるなんて、あの人は異常だ。憑かれたように彼女は読んだ。日記は続く。 「殺人対象は憎悪する当の人物でなくともよい。社会に害をなす、唾棄すべき人物を選べばよい。殺人によって得られる効果は同じなのだから。それに被害者と私を結びつけられる心配もない…」 そしていよいよ〔実験1〕の方法と結果の詳細な記述。パットは信じなかった。 だがページを繰ると─そこには新聞の切り抜きが。日記の記述とぴったり一致する謎の殺人を報ずる記事であった! さらに第2、第3の実験の結果も……。 夫は狂っているのだ、きっと。だがもしそうでなかったらどうなるのか……。 | |
初版 |
1978年(1100円) | ||
重版 |
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入手 |
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ISBN |
4-04-791079-1 |