悪党どもとナニー タイトル

悪党どもとナニー

原題

Every Little Crook and Nanny

発表年

1972

著者/訳者/解説

エヴァン・ハンター/森崎潤一郎/森崎潤一郎

カバーデザイン

真鍋博

ページ数

286

あらすじ(解説文)

出版

早川書房
ハヤカワ・ノヴェルズ
ニューヨークのマフィアのボス、ガヌッチの一人息子ルイス坊やが誘拐された! あいにくガヌッチ親分は旅行中─留守をあずかる家庭教師のナニーは思いあまって、三下のナプキンスに相談を持ちかけた。とりあえず犯人が要求してきた五万ドルの身代金を用意しようと、ナプキンスはニセ札造りのコックアイに会いにいった。ところがそれを密告屋のデラトーレに聞きつけられた時から、騒動が大きくなってきた。甘い汁を吸おうと小悪党どもが集まってきたのだ!
その頃ナポリに滞在中のガヌッチ親分は、土地の大物ラドランコロからもうけ話を持ちかけられた。五万ドルの出資で八万ドルが懐ろに転げこむというウマイ話だ。さっそくガヌッチが弁護士宛に打った”五万ドル送れ”の電報はまわりまわって、なぜかニューヨーク警察のボザリス警部補の手元へ。さあ群がる小悪党どもの騒ぎはどんどん大きくなっていく! 右往左往する悪党どもに囲まれてナニーとルイス坊やの運命はいかに!
都会派ミステリの名作〈87分署〉シリーズの作者としても著名なエヴァン・ハンターが、そのシャレッ気と筆の粋を尽くして描いた傑作犯罪小説!

初版

1977年(1200円)

重版

入手

amazon

ISBN

4-15-207308-X

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