ホックと13人の仲間たち タイトル

ホックと13人の仲間たち

原題

Hoch's Dozen

発表年

1977(日本で独自に編纂)

著者/訳者/解説

エドワード・D・ホック、木村二郎編/木村二郎/エドワード・D・ホック(序)

カバーデザイン

明記なし

ページ数

294(巻末「作品リスト」)

あらすじ(解説文)

出版

早川書房
ハヤカワポケットミステリ1298
龍を盗んで欲しい─価値のないものしか盗まない怪盗ニック・ヴェルヴェットにとっても、これはちょっと毛色の違う仕事だ。世の中にはおかしな人間が多い。だが、存在するかどうかもわからない龍に三万ドル払う男がいるなんて……! 依頼人はアール・クラウダー。ゴールデン湖で観光ホテルを営んでいたが、最近、近くのシルヴァー湖で龍らしきものが湖面を泳ぐのを見た人間が次々と現われ、競争相手のラリー・パイクのホテルに客が流れてしまっていた。このままではホテルはやってゆけない。ニックに頼んで自分の湖に龍をもってきてもらおう─クラウダーの苦肉の策であったのだが……?
おなじみの怪盗ニックをはじめ、早射ち無宿のウエスタン探偵ベン・スノウ、神父探偵ヌーン、オカルト探偵サイモン・アーク、未来のコムピューター検索局、英国諜報部のジェフリー・ランド、詐欺師ユリシーズ・S・バード、〈インターポル〉のブルーとシャルム、レオポルド警部、ロリポップ警官ポール・タワー、秘密諜報部員ハリー・ポンダーと個性あふれる主人公たちの大活躍。現代最高の本格短篇の名手ホックが創った13人の楽しい仲間たちが勢揃いする。世界に先駆けて編まれた傑作短篇集

初版

1978年

重版

1994年再版(1100円)

入手

amazon

ISBN

4-15-001298-9

日本語版への序文

1 シルヴァー湖の怪獣 (怪盗ニック・ヴェルヴェット
   (Theft of the Silver Lake Serpent)

2 ストーリーヴィルのリッパー (西部探偵ベン・スノウ)
   (The Ripper of Storyville)

3 ロリポップ警官 (ポール・タワー)
   (The Lollipop Cop)

4 技能ゲイム (デイヴィッド・ヌーン神父)
   (Game of Skill)

5 有蓋橋事件 (サム・ホーソーン博士
   (The Problem of the Covered Bridge)

6 死者の村 (オカルト探偵サイモン・アーク
   (Village of the Dead)

7 第三の使者 (インターポル)
   (The Case of the Third Apostle)

8 コムピューター警官 (コムピューター検察局)
   (Computer Cops)

9 ランド危機一髪 (ダブルCマン/ジェフリー・ランド)
   (The Spy Who Came to the Brink)

10 火のないところに (私立探偵アル・ダーラン)
   (Where There's Smoke)

11 百万ドル宝石泥棒 (詐欺師ユリシーズ・S・バード)
   (The Million-Dollar Jewel Caper)

12 危険な座 (秘密諜報員ハリー・ポンダー)
   (Siege Perilous)

13 孔雀天使教団 (レオポルド警部
   (The People of the Peacock)


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