クイーン談話室 タイトル

クイーン談話室

原題

In the Queen's Parlor

発表年

1957

著者/訳者/解説

エラリー・クイーン/谷口年史/谷口年史

カバーデザイン

妹尾浩也

ページ数

286(巻末「エラリー・クイーン小伝」「クイーン、雑誌、そして談話室」)

あらすじ(解説文)

出版

国書刊行会 探偵小説収集狂の進化の4段階、カーとロースンのアイデア交換秘話、作家のサインの値段、有名作家が選んだ究極の名作リスト、世界最初の女性探偵、ペンネームの選び方、タイトルの解剖学、紳士探偵の性生活、名探偵のトレードマーク、等々、本格ミステリの第一人者にして名編集者クイーンが披露する、ミステリをめぐるさまざまな話題、EQMMの興味津々の編集裏話を満載。該博な知識と軽妙な語り口で人気を博したミステリ・エッセイの名著中の名著。付録として、合作方法、代作問題などクイーンの創作の秘密に迫る小伝を付す。

初版

1994年(2200円)

重版

入手

amazon

ISBN

4-336-03611-X

1 五百ドルの時計を一ドルで

2 偉大なるOE理論

3 グースベリー・レイ

4 著者より謹呈
    ある収集狂の進化の四段階
    次なる本は……
    探偵王国の至宝

5 殊勲章

6 途方もなく、奇妙な

7 そして文学では

8 クイーンの談話室にて
    驚異は不滅である
    不可能から”不”の字を取る

9 ”経”と”済学”

10 クレイグランドのライスすべてを

11 心の紡ぎ車

12 五年間(クインクウェニアム)

13 彼女は全くスフィンクスではない
    最初の女性探偵
    最初の探偵一家

14 紳士探偵の性生活

15 古いクルミの新しいシワ

16 理解の門口に立って

17 実在しない蠅を叩く

18 ペンネームの選び方
    名前と単語から発音まで
    アルファベット法
    地理法
    エラリー・クイーンの起源

19 ころんで大失敗

20 強烈な好奇心に駆られて

21 思索者からてこ、そして催眠状態へ

22 探偵小説の本質

23 幽霊の住みついたアメリカ

24 編集者の弁明

25 無人島へ持っていく本
    即席アンソロジー
    黄金の十二
    徳用版の本
    民主主義の種

26 ユリウス・アフリカヌスの遠い叫び

27 人類への貢献

28 すべての登場人物が干首にされている

29 深夜の楽しみ

30 鞄から飛び出した猫

31 巡回探偵

32 植物誌と動物誌
    園芸に関する記録
    動物学に関する記録

33 犯罪の精華

34 心をとらえる

35 世界の底辺からの報告

36 誰が忘れるでしょうか

37 決して古くはならない

38 二つの打率・イギリスとアメリカ

39 正当な名前

40 タイトルの解剖学
    気づいたときの驚き
    甲の毒は乙にも毒
    あながち最良とは……

41 境界線を越えて

42 ポーエティック・ライセンス

43 偉大さの本質

44 過ぎ去りし懐かしき昔のために

45 探偵は医者である

46 再び著者より謹呈
    完全無欠な書籍の収集家の進化
    驚きを演出するために
    憶測の領域に入れば

47 高度なシャーロック・ホームズ風洞察力、あるいは言葉のたわむれ

48 動作は機敏に

49 探偵小説はどのように生れるか

50 ペンギンの蔓延


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