タイトル | ファービアン あるモラリストの物語 |
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原題 |
Fabian: Die Geschichte eines Moralisten | ||
発表年 |
1931 | ||
著者/訳者/解説 |
E・ケストナー/小松太郎/小松太郎、丘沢静也 | ||
カバーデザイン |
Ricard Seewald (DIE DREIZEHN MONATE)より 本文装画 エーリッヒ・オーザー |
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ページ数 |
339(巻末「ダンディは、腰をふらない) | ||
あらすじ(解説文) |
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出版 |
筑摩書房 ちくま文庫 け2-2 |
タバコ会社に勤める32歳のファービアンは、失業者が増加し争いごとの絶えない騒然とした世の中を憂い、悶々とした日々をおくっていた。そんな彼に突然の解雇辞令、親友の自殺、恋人の身売りと次々に不幸がおそいかかる。失意の心を抱いて故郷に帰った彼はそこで……。 詩情的なかおりとユーモア、鋭い皮肉、揶揄、エレガントな機知と絶望的なメランコリー─ケストナー独自の才能をすべて盛りこんだ、唯一の本格的な長編小説。 解説 丘沢静也 |
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初版 |
1990年(640円) | ||
重版 |
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入手 |
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ISBN |
4-480-02458-1 |