タイトル | 叫ぶ燕 ガードナー傑作選1 |
||
原題 |
The Case of the Crying Swallow | ||
発表年 |
1971 | ||
著者/訳者/解説 |
E・S・ガードナー/尾坂力/S | ||
カバーデザイン |
明記なし | ||
ページ数 |
192(巻末「ガードナーのパルプ・マガジン時代」) | ||
あらすじ(解説文) |
|||
出版 |
早川書房 ハヤカワポケットミステリ1270 |
依頼人はキャッシュと名乗り、バリバリの百ドル札を十枚、名刺だといって差し出した。へたなシャレだった。デラ・ストリートが、新聞に載ったその顔を見覚えていたのだ。本当の名はクロード・L・ウィネック少佐。田舎の旧家の跡取りで、大金持ちのプレイボーイ。空軍のパイロットとして名誉の戦傷を負ったこともある有名な人物だった。その彼が身元を隠してメイスンのもとを訪ね、突然姿をくらました妻のマーシャを探して欲しいという依頼をもってきたのだ。失踪の理由は見当たらなかった。ただ、数日前の夜、ウィネック夫妻の家から数万ドルにのぼる宝石類が盗まれていた。しかもしれは、前日マーシャが保険を解約したばかりのものだった。盗難事件と失踪はなにか関係があるのだろうか? メイスンは、デラを引き連れ、ウィネック家へ乗り込んだ。しかし、そこには意外な事実が待ち受けていた! いまなお絶大な人気を誇るペリイ・メイスン・シリーズの表題作の中篇をはじめ、一世を風靡した快盗レスター・リース、盲目の名探偵シドニー・ズーム、そしてプレイボーイの素人探偵ジェリー・ベインと、パルプ・マガジン以来の主要なキャラクター三人が大活躍する短篇三篇収録。ガードナーの死後編纂され、巨匠の魅力をすべて網羅する、傑作アンソロジー・シリーズ第一弾。 |
|
初版 |
1976年 | ||
重版 |
1985年再版(600円) | ||
入手 |
|||
ISBN |
4-15-001270-9 |
発行者の言葉
1 叫ぶ燕 (弁護士ペリイ・メイスン)
(The Case of the Crying Swallow)
2 キャンディ・キッド (義賊レスター・リース)
(The Candy Kid)
3 消えた死体 (シドニー・ズーム)
(The Vanishing Corpse)
4 気乗りしない証人 (ジェリー・ベイン)
(The Affair of the Reluctant Witness)