おせっかいな潮 タイトル

おせっかいな潮

原題

The Case of the Turning Tide

発表年

1941

著者/訳者/解説

E・S・ガードナー/尾坂力/明記なし

カバーデザイン

勝呂忠

ページ数

233(巻末「おせっかいな解説」)

あらすじ(解説文)

出版

早川書房
ハヤカワポケットミステリ665
ある日曜日の朝、紙器製造会社のセールスマン、テッド・シェールはサンタ・デルバラの海岸を散歩していた。ところが、思いもかけぬ事件にぶつかった─鏡のような海面に漂うヨット、ジプシー・クイーン号のデッキから、若い女が転落したのだ! 驚いたテッドは女を助けようと、桟橋のボートに飛び乗った。だが、彼の他にもこの事件の目撃者がいた。テッドが目の保養をさせてもらっていた水着のグラマー美人ジョーン・ハープラーだ。彼女もすぐさま女を助けにかかった。彼らは海面に浮き沈みしている女のもとへほとんど同時にたどり着いた。そして、やっとの思いでボートに助け上げると、このことをクイーン号の人間に知らせようとした。が、当のヨットはひっそりと、人気がなかった。テッドは嫌な予感がした。果して、薄暗い船室には死体が二つも転がっていたのだ! 死体はヨットの持主アディスン・スターンと友人のC・アーサー・ライトだった……。折も折、地方検事フランク・デュリエの家に、夫人の祖父ウィギンズがひょっこりやってきた。この風変りな老人は、アメリカ国内をトレーラーに乗って気ままなひとり旅を楽しんでいる冒険家で、大のミステリ狂ときていた。彼はこの二重殺人の話を聞くと、目を輝かせた!

初版

1961年

重版

1991年4版(900円)

入手

amazon

ISBN

4-15-000665-2

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