腹の空いた馬 タイトル

腹の空いた馬

原題

Two Clues

発表年

1947

著者/訳者

E・S・ガードナー/常盤新平

カバーデザイン

上泉秀俊

ページ数

176

あらすじ(解説文)

出版

早川書房
ハヤカワポケットミステリ423
雲の上に、満月を一日ほど欠けた月が出た。厚い雲間からわずかに洩れてくる光で、朦朧とした、妖怪じみた世界がうかびあがった。トラクターを運転していたサムはふと瞳をこらして右手を見た。なにか、麻袋のようなものが、鋤きかえした畦のはしに、投げ出されていたのだ。 不審に思って見つめると……麻袋は、ハイヒールをはいた二本の脚と乱れたスカートと、そして断末魔の苦悶をそのままに、奇妙にねじれた女の身体に変ったのだ!
老練な保安官ビル・エルドンを主人公とした特異な中篇『腹の空いた馬』『逃げだした金髪』の二篇を収めた中篇集。彼をにくむ地方検事、新聞社、政敵たちに囲まれながら、みごとに難事件を解決する。メイスンものに劣らぬ真迫感!

初版

1958年(140円)

重版

入手

amazon

ISBN

なし

1 逃げだした金髪 (The Clue of the Runaway Blonde)

2 腹の空いた馬 (The Clue of the Hungry Horse)


TOPへ