タイトル | 地獄の扉を打ち破れ |
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原題 |
The Top Comes Off | ||
発表年 |
1962(日本で独自に編纂) | ||
著者/訳者/解説 |
E・S・ガードナー/井上一夫/S | ||
カバーデザイン |
勝呂忠 | ||
ページ数 |
233(巻末「パルプ・マガジン出身の作家」) | ||
あらすじ(解説文) |
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出版 |
早川書房 ハヤカワポケットミステリ699 |
不動産業者ハリー・レデウ殺しで起訴されたジョージ・コルトンの弁護をケン・コーニングは依頼された。依頼したのはコルトン夫人。警察ではこの事件をハリー・レデウがコルトン夫人に言いよったため起ったものだとみなしていた。が、コーニングは、結婚指輪まで売って弁護料を作ったコルトン夫人の真剣な態度に、三角関係だけでは片づけられないものを感じていた。はたして、コーニングの直感は当った。レデウ殺しの背後には、ギャングと政界の醜い利害関係がからんでいたのだ。そして、ジョージ・コルトンは巧妙な罠にかかったのである! ガードナーがハードボイルド・タッチで描き出した事件の数々! ペリイ・メイスン、デラ・ストリートの前身といわれる弁護士ケン・コーニングと、その秘書ヘレン・ヴェイルが活躍する中篇二篇『地獄の扉を打ち破れ』『浄い金』。幻の怪盗エド・ジェンキンスが登場する中篇二篇『ブラック・アンド・ホワイト』『あらごと』。警察の秘密機関員ボブ・ラーキンもの一篇『二本の脚で立て』 本書は、1920年から1930年にかけてハードボイルド派作家の貴重な母体であった雑誌『ブラック・マスク』に、ガードナーが発表した小説から、傑れた中篇五篇を収録した。若い頃のガードナーの正義感が横溢する珍らしいハードボイルド中篇集である。 |
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初版 |
1962年(220円) | ||
重版 |
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入手 |
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ISBN |
なし |
1 あらごと (Rough Stuff)
2 ブラック・アンド・ホワイト (Black and White)
3 二本の脚で立て (On Two Feet)
4 浄い金 (Honest Money)
5 地獄の扉を打ち破れ (The Top Comes Off)