検事卵を割る タイトル

検事卵を割る

原題

The D.A. Breaks an Egg

発表年

1949

著者/訳者/解説

E・S・ガードナー/平出禾/E・S・ガードナー(はしがき)、平出禾

カバーデザイン

勝呂忠

ページ数

216

あらすじ(解説文)

出版

早川書房
ハヤカワポケットミステリ487
地方検事ダグラス・セルビイは、またも寝入りばなをたたき起された。市の公園で、素性の知れぬ若い女が、短剣を背中につき立てられたまま殺されていたのだ! そして苦心のすえ、ようやく女の身元を探り当てたセルビイはさっと緊張した。女は、彼の政敵であり、犯罪者と結びついて悪事を働いている法網くぐりの悪徳弁護士─A・B・カーの妻の友人だったのだ。しかも、さらに調査を進めるべくセルビイが女の泊っていたホテルへ足をのばしてみると─主を失ったはずのその部屋には、肌も露わな赤毛の美女が、えん然と笑っていたではないか!
正義感に燃える若き地方検事に敵意をもつボスたちは、結束して彼の失脚を策していた。セルビイは、異様な事件の暗い背後に、彼を狙って動く政敵たちの悪計を感じとった……彼は敢然として云い放つのだった。「卵を割らなきゃ、オムレツはできないさ。いつでも相手になってやる!」 ペリイ・メイスン・シリーズに勝るとも劣らぬ評判を持つ地方検事シリーズの第三弾!

初版

1959年

重版

1976再版(520円)

入手

amazon

ISBN

4-15-000487-0

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