帽子屋の幻影 タイトル

帽子屋の幻影

原題

Le fantômes de chaplier

発表年

1949

著者/訳者/解説

ジョルジュ・シムノン/秘田余四郎/秘田余四郎

カバーデザイン

上村經一

ページ数

157

あらすじ(解説文)

出版

早川書房
ハヤカワポケットブック
809(シメノン選集)
シメノンは、フランスの郷土色豊かな地方を好んで小説の舞台に用いている。『ドナディウの遺書』から『万聖節の旅人』『メグレの休暇』 それに最近の『判事への手紙』に至るまで、幾度となく、ヴァンデ地方やシャラント地方を舞台にしていることにも、それがうかがわれる。本書もまた、このシャラント地方の中心都市ラ・ロシェルを舞台に選んで、それが作品の価値を一層高めている。本書『帽子屋の幻影』は最初、短篇として書かれ有名なエラリー・クイーンズ・ミステリ・マガジンの懸賞に応募して一等賞を獲ち得た『しがない仕立屋の話』をもととして、シメノンが長篇として書きなおしたもので、シメノンの傑作のひとつである。

初版

1956年(130円)

重版

入手

amazon

ISBN

なし

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