タイトル | 離愁 |
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原題 |
Le Train | ||
発表年 |
1961 | ||
著者/訳者/解説 |
ジョルジュ・シムノン/谷亀利一/谷亀利一 | ||
カバーデザイン |
20世紀フォックス映画提供 映画『離愁』より | ||
ページ数 |
211 | ||
あらすじ(解説文) |
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出版 |
早川書房 ハヤカワ文庫 NV103 |
第二次大戦初期の春、北部フランスのとある村で暮らしていたマルセルは、妻子と離れ離れに避難列車に乗りこんだ。彼は列車の中でユダヤ人の若い女アンナと知り合い、運命の糸にあやつられたようにつかのまの愛に燃えあがった。だが、終着地に着いたとき、アンナは秘かに去っていった。それから二年後の冬、マルセルの前にナチに追われているアンナが現われた……。 簡潔な文体で独特の雰囲気を創りあげる巨匠シムノンが、戦渦のフランスを舞台に妻子ある中年男とユダヤ人の女との宿命の愛を切々と綴った傑作! |
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初版 |
1975年(240円) | ||
重版 |
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入手 |
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ISBN |
4-15-040103-9 |