カメラマン ケイド タイトル

カメラマン ケイド

原題

Cade

発表年

1966

著者/訳者

ハドリー・チェイス/村上博基

カバーデザイン

辻修平

ページ数

254

あらすじ(解説文)

出版

東京創元社
創元推理文庫133-15
公民権デモのまっただ中に単身飛び込んだのは、かつて世界一の名カメラマンといわれたヴァル・ケイドだった。だが今の彼は、カメラよりもウィスキーのグラスを手離せない酔いどれになり下がっていた。それというのもすべては十四ヵ月前、アカプルコへやって来たときに始まった。ひざまで届く見事な黒髪、黒く光るつぶらな瞳、官能的な唇、そして男が想像しうるもっとも完璧な肉感あふれるからだ─それが彼を破滅させる十七歳のメキシコ娘ホアーナだった。彼女との激しく、そして悪夢のような生活の果てに待っていたものは……。悪女描写に絶品の冴えをみせるチェイスの新作。

初版

1972年(180円)

重版

入手

絶版

ISBN

4-488-13315-0

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