1940年代に活躍したアメリカの女流本格推理小説家。
オハイオ州シンシナティに生まれ、大学卒業後に短期間コピーライターとして勤務した後、1946年、処女作「水平線の男(地平線の男)」でデビュー。そしてこれが翌1947年のアメリカ探偵作家クラブ(MWA)賞の新人賞に輝きます。
ちなみにこの「水平線の男(地平線の男)」は発表当時大反響を呼び、そのトリックがフェアかアンフェアかでファンや評論家の間で大いに論議が巻き起こったといいます。
その後はわずか1長編しか残しておらず、ジュヴナイルと合せて計3冊と作品数が少ないのが残念な作家です。
No. | 事件名 | 発表年 | 邦訳 | 備考 |
1 | 水平線の男 (地平線の男) |
1946 | 創元推理文庫316('63) 別冊宝石119('63) |
MWA賞新人賞('47) |
2 | The Fool Killer (愚かな殺人者) |
1954 | - |
No. | 事件名 | 発表年 | 邦訳 | 備考 |
1 | Mr. Death and the Redheaded Woman | 1983 | - |