二十世紀のパリ タイトル

二十世紀のパリ

原題

Paris au XXe siecle

発表年

1863

著者/訳者/解説

ジュール・ヴェルヌ/榊原晃三/榊原晃三

カバーデザイン

装画とイラスト フランソワ・シュタイン/装幀 白石良一

ページ数

238

あらすじ(解説文)

出版

集英社 時は1963年。ヴェルヌが、執筆した時からちょうど100年後を想定した時代。パリは文明の発展を謳歌していた─
圧搾空気で駆動される高架鉄道。街路に溢れる自家用ガス自動車。全市を照らす電気街灯。近郊には、大西洋につながる巨大運河を遡る貿易船の港があり、150メートルの大灯台が夜を照らす。
この”在りえたかもしれない”もうひとつのパリをひとりの青年詩人がさまよう。彼にとってはこの驚異の街は、同時に、絶望におおわれた街でもあった……
科学万能の夢を極限まで押し進める想像力。執筆時には「荒唐無稽」と評された、その透徹した視線は、130年の時を越えて、いま、現代文明に新たな意味を問いかける。幻の超問題作。

初版

1995年(1600円)

重版

入手

amazon

ISBN

4-08-773217-7

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