世界の涯(はて)の物語 タイトル

世界の涯(はて)の物語

原題

The Book of Wonder / Tales of Wonder (米 Last Book of Wonder)

発表年

1912 / 1916

著者/訳者/解説

ロード・ダンセイニ/中野善夫、中村融、安野玲、吉村満美子/中野善夫

カバーデザイン

装画 シドニー・H・シーム "Dreams, Idle Dreams" The Sketch誌(1897.5)/カバーデザイン 坂野弘美/フォーマット 粟津潔

ページ数

357(巻末にロード・ダンセイニ著作リスト)

あらすじ(解説文)

出版

河出書房新社
河出文庫
現代ファンタジーの源流であり、いまなお魔法のきらめきを失わない特別の作家ダンセイニの初期幻想短篇集二冊を完全収録。盗賊サンゴブリンドに下された過酷な運命。〈絶無の都〉へいたると予言された子供の旅。老人から買った魔法の窓が見せたもの。水夫が偶然知った海の秘密……。神話的な物語に、ユーモアに満ちたほら話が織りまぜられた珠玉の三十三篇。

初版

2004年(850円)

重版

入手

amazon

ISBN

4-309-46242-1

【驚異の書】 (The Book of Wonder)(1912)

1 ケンタウロスの花嫁

2 宝石屋サンゴブリンド、並びに彼を見舞った凶運にまつわる悲惨な物語

3 スフィンクスの館

4 三人の文士に降りかかった有り得べき冒険

5 偶像崇拝者ポンボの身の程知らずな願い

6 ボンバシャーナの戦利品

7 ミス・カビッジと伝説の国のドラゴン

8 女王の涙をもとめて

9 ギベリン族の宝蔵

10 ナス氏とノール族の知恵比べ

11 彼はいかにして予言の告げたごとく“絶無の都”へいたったのか

12 トーマス・シャップ氏の戴冠式

13 チュー・ブとシーミッシュ

14 脅威の窓


【驚異の物語】 (Tales of Wonder)(米 Last Book of Wonder)(1916)

1 ロンドンの話

2 食卓の十三人

3 マリントン・ムーアの都

4 なぜ牛乳屋は夜明けに気づいたときに戦慄き震えたのか

5 黒衣の邪な老婆

6 強情な目をした鳥

7 老門番の話

8 ロマの略奪

9 海の秘密

10 アリが煤色の地を訪れた顛末

11 不幸交換商会

12 陸と海の物語

13 赤道の話

14 九死に一生

15 望楼

16 こうしてプラッシュ・グーは“誰も行こうとしない国”にやってきた

17 チェスの達人になった三人の水夫の話

18 流浪者クラブ

19 三つの悪魔のジョーク


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