くもの巣 タイトル

くもの巣

原題

A Tangled Web

発表年

1956

著者/訳者/解説

ニコラス・ブレイク/加納秀夫/加納秀夫

カバーデザイン

勝呂忠

ページ数

236

あらすじ(解説文)

出版

早川書房
ハヤカワポケットミステリ462
デイジーは、ヒューゴー・チェスターマンの正体を夢にも知らずに相知った。明朗で、率直で、親切な若者として彼を好いた。奔放で理解しにくいが、真摯な情熱家としての彼を愛した。そしてヒューゴーが、警察に追われる盗人だと知ったとき、デイジーはすでに彼の種を宿していた。それでも彼女はヒューゴーを愛した。二人は、二人きりの世界で幸福だった。生れてくる子供を思って、ヒューゴーも足を洗った─。その折も折、人々を戦慄させた警官殺害事件が起って、魔のように幸福な二人の前に立ちふさがったのだ!
二十世紀初頭世界を騒がせたラフルズ型の紳士強盗と、彼と偶然知りあい、彼を愛して、ついにその愛人となった清純な娘との辿る悲劇的な物語。イギリス詩壇の第一人者セシル・D・ルイズが、ニコラス・ブレイクの名で発表した十二番目の長篇探偵小説!

初版

1958年(180円)

重版

入手

amazon

ISBN

なし

TOPへ