見知らぬ乗客 タイトル

見知らぬ乗客

原題

Strangers on a Train

発表年

1950

著者/訳者/解説

パトリシア・ハイスミス/青田勝/青田勝、新保博久

カバーデザイン

photo PPS/カバー 旭オフ

ページ数

414(巻末に日本におけるハイスミス受容史)

あらすじ(解説文)

出版

角川書店
角川文庫 ハ13-1
新進建築家ガイは、妻と離婚するため故郷へ向かう列車の中で一人の青年と出会う。チャールスと名乗る男は、富豪の息子で、父を偏執的に嫌悪していた。狂気じみたように父を語る彼に、ガイはふと、妻のトラブルに悩んでいると打ち明ける。彼の妻ミリアムは、他人の子供を身ごもりながら、離婚に応じようとしない、と。ガイに同情したチャールスは、驚くべき計画を持ちかける。彼がガイの妻を殺すかわりに、ガイに自分の父を殺してくれというのだ……。
特殊な状況に置かれた人間たちの心理と行動を綿密に描き出した、ハイスミスの処女長編、待望の復刊! (解説 新保博久)

初版

1972年

重版

1975年3版
1998年新装版(760円)

入手

amazon

ISBN

4-04-251802-8

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