タイトル | ただ一度の挑戦 |
||
原題 |
The Only Game | ||
発表年 |
1991 | ||
著者/訳者/解説 |
パトリック・ルエル/羽田詩津子/羽田詩津子 | ||
カバーデザイン |
勝呂忠 | ||
ページ数 |
362 | ||
あらすじ(解説文) |
|||
出版 |
早川書房 ハヤカワポケットミステリ1617 |
爆発は右前輪の真下で起きた。爆風は運転席を直撃し、彼女をばらばらに吹き飛ばした。助手席のドッグは声をかぎりに悲鳴をあげ、やがて気を失った……。 十年前にIRAの爆弾テロで恋人を失い、自らも顔に醜い火傷を負ったドッグ・シセロ警部にとって、今回の誘拐事件は過去の苦い記憶を呼びさますものだった。ロムチャーチで幼児が行方不明となり、捜査の過程でIRAが連れ去ったとの見方が有力となったのだ。子供の父親オリヴァーはIRAのメンバーで、組織の資金を持ち逃げした矢先に不審な死を遂げていた。どうやらIRAはオリヴァーの死を偽装工作と考え、子供を囮に彼をおびきだそうとしているらしい。美しい未亡人のジェーンとともに必死の捜索を続けるドッグ。しだいに彼女に心ひかれていった彼は、子供の救出のため、仇敵IRAを相手に捨身の勝負に出るが……。冒険サスペンスの名手が、男の孤独な闘いを描く最新作 |
|
初版 |
1994年(1300円) | ||
重版 |
|||
入手 |
|||
ISBN |
4-15-001617-8 |