タイトル | 消えた大統領 |
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原題 |
The President Vanishes | ||
発表年 |
1934 | ||
著者/訳者/解説 |
レックス・スタウト/久米穣/久米穣 | ||
カバーデザイン |
装幀 杉浦範茂、依光隆/カバー絵・扉・さしえ 武部本一郎 | ||
ページ数 |
207(巻末「原作者と作品について」) | ||
あらすじ(解説文) |
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出版 |
偕成社 世界探偵名作シリーズ10 |
世界一の大国アメリカの大統領は、目のまわるほどいそがしく、五分間の自由さえゆるされない場合もあります。ところが、この物語では、その大統領が、世界の歴史を変える重大発表を行なう直前に、神かくしにあったように、ホワイト・ハウスから消えてしまったのです。 当局の必死の捜査、さらに全米一億七千万の国民の努力にもかかわらず、その手がかりさえつかめません。悲観的な人たちは、大統領は外国へ誘かいされたか、殺されたにちがいないといいだしました。 しかしここに名探偵が登場します。大統領令嬢のジュリーと秘書のアルマーです。ふたりはFBIの遊撃隊員のチック=モファットのたすけをかりて、ドキュメンタリー風に当日の大統領の行動を再現しながら、そのゆくえを追っていきます。怪団体グレーシャツ、六本の植木、大統領夫人の謎の行動など、ふたりの目の前に、事件解決の糸口が、つぎつぎとあらわれます。読者のみなさんも、ジュリーたちの助手になったつもりで、この世紀の怪事件の真相をつきとめてみませんか! | |
初版 |
1970年(290円) | ||
重版 |
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入手 |
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ISBN |
なし |