夜の訪問者 タイトル

夜の訪問者

原題

Ride the Nightmare

発表年

1959

著者/訳者/解説

リチャード・マシスン/小鷹信光/小鷹信光

カバーデザイン

カバー写真 東和提供『夜の訪問者』より

ページ数

207

あらすじ(解説文)

出版

早川書房
ハヤカワ・ノヴェルズ
ロスアンジェルスの近くの町でレコード店を経営するクリス・マーティンは、妻のヘレンと娘のコニーの三人で幸福な家庭を営んでいた。そこへ、ある夜電話がかかってきた。ねばついた男の声が、これからクリス・フィリップスを殺しにいくと告げた。夫の姓はマーティンだ。間違い電話か、悪質な冗談にちがいない。それなら、なぜ夫は警察に連絡するのをためらっているのか。そのうち男があらわれた。手にリヴォルヴァーが握られていた……。
悪夢のような数時間が過ぎた。しかし、夢ではない。もみ合ううちにクリスがナイフで刺し殺してしまった男の死体が残っていた。警察に届けることは、もはやできなかった。クリスとヘレンは、トパンガ・ギャニオンに死体を埋めることにした。途中、クリスは初めて過去の事件を話した……十数年前、クリスは運転係りとして三人の仲間と宝石店を襲った。そのとき店の外の警報器が鳴るのを聞いたクリスは、仲間を見棄てて逃げてしまった。仲間は店員を殺し、終身刑になった。それが、三年前に脱獄したのだ。死んだ男、クリフはその一人だった。最初の危機はなんとか脱した。だが、それは悪夢のほんの始まりに過ぎなかったのだ!

初版

1971年(370円)

重版

入手

amazon

ISBN

なし

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