タイトル | 密輸人ケックの華麗な手口 |
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原題 |
Kek Huuygens, Smuggler | ||
発表年 |
1976 | ||
著者/訳者/解説 |
ロバート・L・フィッシュ/田村義進/田村義進 | ||
カバーデザイン |
浅賀行雄 | ||
ページ数 |
205 | ||
あらすじ(解説文) |
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出版 |
早川書房 ハヤカワミステリ文庫 42-5 |
ムシュー・ハウゲンス!─焼けつくような九月のパリ、名高い密輸人ケックを認めた税関吏の眼はつり上っている。今日のケックはいたって軽装だ。今度こそシッポをつかまえようと、税関吏の慣れた指が持ちものをばらし、身体検査を始めた。数時間後、失望と怒りで顔を朱に染めた税関吏を尻目に、ケックは足取りも軽くさっそく一万ドルの報酬を受け取りに……厳重な取締りを逃れた彼はいかにして密輸したのか?─上記の「バッハを盗め」はじめ、見事に心理の盲点を突いた、密輸人ケックの巧妙華麗な手口をユーモラスに描く傑作短篇集! | |
初版 |
1980年(260円) | ||
重版 |
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入手 |
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ISBN |
4-15-072255-2 |
まえがき
1 ふりだしに戻る (Merry Go Round)
2 一万対一の賭け (The Wager)
3 名誉の問題 (A Matter of Honor)
4 カウンターの知恵 (Counter Intelligence)
5 コレクター (The Collector)
6 バッハを盗め (Sweet Music)
7 ホフマンの細密画 (The Hochmann Miniatures)