箱ちがい タイトル

箱ちがい

原題

The Wrong Box

発表年

1889

著者/訳者/解説

R・L・スティーヴンスン&ロイド・オズボーン/千葉康樹/千葉康樹

カバーデザイン

装丁 妹尾浩也/編集 藤原編集室

ページ数

276(巻末「『箱ちがい』、大文豪の知られざる”お気楽メタ・ミステリー”」)

あらすじ(解説文)

出版

国書刊行会
ミステリーの本棚
最後に残った一人が莫大な金額を受け取る仕組みのトンチン年金組合の生き残りは、ついにマスターマンとジョゼフの兄弟二人きりとなった。折りもおり、ボーンマスへ転地に出かけたジョゼフは、帰途、鉄道事故に遭遇してしまう。事故現場で老人の死体を発見した甥たちは、年金目当てに一計を案じ、死体を大樽に隠してロンドンに送り込み、伯父がまだ生きているように見せかけようとするが……。偶然のいたずらによって姿を消した死体が行く先々で引き起こす珍騒動と、死体探しに奔走する男たちの右往左往を、絶妙のユーモアをまじえてえがく、『宝島』の文豪が遺したブラック・ファースの傑作。

初版

2000年(2200円)

重版

入手

amazon

ISBN

4-336-04243-8

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