荒野の絞首人 タイトル

荒野の絞首人

原題

Master of the Moor

発表年

1982

著者/訳者/解説

ルース・レンデル/小泉喜美子/小泉喜美子

カバーデザイン

杉本典巳

ページ数

294

あらすじ(解説文)

出版

角川書店
角川文庫 赤541-6
 風に伏しなびく苔桃やヒースの茂み。刻々と移りかわる空を背に黒くそびえたつドルメン岩。靄のヴェールをかぶった小高い山々。この荒涼たる原野(ムーア)がスティーヴンの恋人だった。彼こそがこの土地の君主なのだ。幼い頃から山に登り、廃鉱の坑道を探検し、彼は原野の隅々まで知りつくしていた。
 その荒野で起きた異常な殺人事件、それに最初に気づいたのもスティーヴンだった。金髪を丸坊主に刈りとられた若い女の死体を見つけたのだ。彼の原野を侵す何者かが現れた……。
 やがて発見された第二の死体も、金色の髪を刈りとられていた。そしてスティーヴンは、見棄てられた坑道の奥に奇妙なものを見つけたのだが……。

初版

1985年(420円)

重版

入手

amazon

ISBN

4-04-254106-2

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