悪魔とベン・フランクリン タイトル

悪魔とベン・フランクリン

原題

The Devil and Ben Franklin

発表年

1961

著者/訳者/解説

シオドア・マシスン/永井淳/S

カバーデザイン

上泉秀俊

ページ数

268(巻末「異色の探偵小説」)

あらすじ(解説文)

出版

早川書房
ハヤカワポケットミステリ720
時は1734年。フィラデルフィアで《ガセット》を発刊しているベン・フランクリンは、清廉実直の人として尊敬を集めていた。あるとき、ベンは社説で町の大金持ちマグナスの暴虐ぶりを非難した。記事に激怒したマグナスは、ベンの身に呪いをかけると脅してくる。彼は権力者であるばかりか、おそろしい魔力をもつと信じられていた。彼の怒りをかった者は、ことごとく不慮の災難に遭い、その現場には必ず悪魔の印である割れた蹄の形が残されていたのだ。人々の心配をよそに、マグナスの脅しを一笑に付したベンだが、数日後、使用人のトマスが行方不明になり、さらにその甥のジョサイアが無残にも殺害される。そして、死体が身に着けていたシャツには、不気味な蹄の形が!
政治家であり、避雷針の発明者として知られるフランクリンの名探偵ぶりを描く歴史ミステリ

初版

1962年

重版

2003年再版(1200円)

入手

amazon

ISBN

4-15-000720-9

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