囁く死体 タイトル

囁く死体

原題

But Death Runs Faster

発表年

1948

著者/訳者/解説

W・P・マッギヴァーン/井上一夫/都筑道夫

カバーデザイン

勝呂忠

ページ数

206(巻末「マッギヴァーンおぼえがき」)

あらすじ(解説文)

出版

早川書房
ハヤカワポケットミステリ318
「ああ、スティーヴ、なぜなの?」 女の声は、電話を通じて、ヒステリックに響いてきた。 「誰だ、あんたは?」 「スティーヴ、わたしよ、キャロルよ! あなた、なぜあんなことなさったの?」 「いったいきみは何のことを言っているんだ─いったいきみはどこにいるんだ?」 「クロフィールドの家よ、スティーヴ。彼はここに倒れてるわ─死んでいるのよ!」 「そこにいたまえ、ぼくが、すぐ行く!」
探偵小説雑誌の編集長スティーヴ・ブレイクの毎日の仕事は、雑誌の中へ、殺人と暴力と犯罪とをつめこむことだった。だがいま「死」は、紙と活字の間から飛び出して現実の人間の血を求めたのだ。そしてスティーヴは、いつか、わが恋人と警察から、容疑者に擬せられたのだ!

初版

1957年(150円)

重版

入手

amazon

ISBN

なし

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