タイトル | 七つの欺瞞 |
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原題 |
Seven Lies South | ||
発表年 |
1960 | ||
著者/訳者/解説 |
W・P・マッギヴァーン/青田勝/S | ||
カバーデザイン |
上泉秀俊 | ||
ページ数 |
306(巻末「問題の一作」) | ||
あらすじ(解説文) |
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出版 |
早川書房 ハヤカワポケットミステリ747 |
スペインの避暑地ミリマーで、闘牛と酒とに明け暮れていたアメリカの元パイロット、マイク・ビーチャーに、ある日、仕事の口がかかった。ナチの将校であったドン・ウイリーなる男から、株で大儲けしないか、と誘われたのだ。手持ちの金がなくなりかけていたビーチャーは、簡単に承諾してしまったが…… 彼の考えは甘かった。実はこの話には途方もない陰謀が隠されていたのだ!かつてウイリーはスペイン政府の依頼でモロッコのスペイン地区の土木工事を請負っていたのだが、その際政府の金を相当着服した。最近、その事実に気づいたスペイン政府は、当時の関係書類をモロッコから飛行機で送るように命じ、まもなくそれが届くのだ─もし、これらの書類が政府の手に入れば、ウイリーは破滅する……。そこで、ウイリーはこの飛行機を途中で奪い、書類を人跡未踏の砂漠へ捨ててくることを計画したが……それには是非ともパイロットが一人、必要だったのである! ビーチャーはこの計画を知ったとき、きっぱりと断りたかった。だが、彼はすでにウイリーから大きな借金を背負い込み、抜きさしならなくなっていた。かくて風の吹きすさぶ夜、ウイリーの計画は実行されたが─アフリカの砂漠で展開される人間の生と死の相剋を、刻一刻と高まるサスペンスの中に劇的に描いた野心作! |
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初版 |
1963年(320円) | ||
重版 |
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入手 |
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ISBN |
なし |