バジル タイトル

バジル

原題

Basil

発表年

1852

著者/訳者/解説

ウィルキー・コリンズ/北川依子、宮川美佐子/佐々木徹

カバーデザイン

中村衣江

ページ数

273(巻末にコリンズの年譜)

あらすじ(解説文)

出版

臨川書店
ウィルキー・コリンズ傑作選1
 資産家で誇り高い旧家の次男バジルは、ある日偶然出会った美貌の娘に心を奪われる。恋情は忽ちにして燃え上がるが、彼女がリネン商の娘と知ったバジルは愕然とする。商売人の娘との結婚を父が許すはずがない。思い悩んだ挙句、彼は、夫婦として暮らすのを一年間待つというリネン商の条件を呑み、自分の家族には秘密で彼女との結婚の契約を交わす。しかし、その一年は長く、予期せぬ危険を孕んでいた。
 『白衣の女』の成功を充分に予感させる、サスペンス溢れるコリンズ初期の最高傑作。

初版

2000年(3000円)

重版

入手

amazon

ISBN

4-653-03621-7

TOPへ