アーマデイル(上) タイトル

アーマデイル(上)

原題

Armadale

発表年

1866

著者/訳者

ウィルキー・コリンズ/横山茂雄

カバーデザイン

中村衣江

ページ数

278

あらすじ(解説文)

出版

臨川書店
ウィルキー・コリンズ傑作選6
1832年ドイツの保養地。英人素封家アラン・アーマデイルは死の床で自分が相続した財産に関して恐るべき告白をする。そして自分と同じ名前を持つ息子と、やはり同じ名を持つ仇敵の息子の二人を決して会わせてはならないと遺言。時は流れ、1850年、イギリスはサマセットシャの漁村でその出会いが実現する。何も知らぬ二人の間には固い友情が育つが、やがて彼等の前に過去の因縁に深く関わる美貌の妖婦が姿を現す─『白衣の女』と『月長石』の間に書かれたコリンズ全盛期の傑作ついに登場!

初版

2000年(3000円)

重版

入手

amazon

ISBN

4-653-03626-8

アーマデイル(中) タイトル アーマデイル(中)

原題

Armadale

発表年

1866

著者/訳者

ウィルキー・コリンズ/横山茂雄、佐々木徹

カバーデザイン

中村衣江

ページ数

244

あらすじ(解説文)

出版

臨川書店
ウィルキー・コリンズ傑作選7
 美貌の妖婦グウィルト嬢は、狙いどおりアランを虜としたかに見えた。ところが、嫉妬に狂ったミルロイ夫人の策謀によってアランはグウィルト嬢の正体に疑問をもつ。一方、ミッドウィンターは排すべき宿命の敵と予感しながら、グウィルト嬢への断ち切れぬ恋情に苦悩し、そして彼女もまた、そんな彼に心惹かれはじめる。
 グウィルト嬢の正体を暴くべく明晰な頭脳を働かせる弁護士、妖婦への恋に溺れる老人、アランに一途な恋をする娘…。様々な人物たちの思惑が絡みつつ、物語は思わぬ方向へ動いていく―コリンズ最盛期の傑作、いよいよ佳境に!

初版

2001年(2800円)

重版

入手

amazon

ISBN

4-653-03627-6

アーマデイル(下) タイトル アーマデイル(下)

原題

Armadale

発表年

1866

著者/訳者/解説

ウィルキー・コリンズ/横山茂雄、甲斐清高/佐々木徹

カバーデザイン

中村衣江

ページ数

255(巻末にコリンズの年譜)

あらすじ(解説文)

出版

臨川書店
ウィルキー・コリンズ傑作選8
 妖婦グウィルトはミッドウィンターに深く愛され、彼女もまた深く彼を愛した。初めておぼえる愛の悦びは、汚辱にまみれた過去と欲望に染まった未来から、彼女を解放したかにみえた―アランへの激しい憎悪が再びその心を支配するまでは。
 アランを殺害しその財産を奪う―用意周到な計画と大胆不敵な行動力を備えた彼女に天運までもが味方するかに見える。一世代前のアラン・アーマデイルの罪の因果はいかなる形で訪れようとしているのだろうか?
 T・S・エリオットをして「メロドラマの持ちうる美点を全て備えた」と言わしめた傑作「アーマデイル」、終に完結!

初版

2001年(2900円)

重版

入手

amazon

ISBN

4-653-03628-4

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