普通人に徹した知性派探偵
アメリカの推理小説家マイクル・Z・リューインの作品に登場するインディアナポリスに事務所を構える私立探偵。初登場時は37歳。
作者のリューインも幼少を過ごしたというインディアナ州の州都インディアナポリスに生まれ、地元の高校から大学に進学しますが、父親の死により1年で退学を余儀なくされてしまいます。
その後警備会社を経て復学しますが落第し、結婚して娘が生まれるも身分違いにより離婚となるなど、決して順風満帆とはいえない人生が続きますが、1963年、30歳の時に故郷に戻り私立探偵を開業します。
主に一般市民の犯罪を扱い、適切な質問により事件を組立てて解決に導いていく知性派の探偵で、また低料金をモットーとし、酒もタバコもやらず、武器も銃も持たない普通人に徹したキャラクター像は、数多くのファンから愛されています。
No. | 事件名 | 発表年 | 邦訳 | 備考 |
1 | A型の女 | 1971 | 早川文庫165-1 HPB1308 |
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2 | 死の演出者 | 1973 | 早川文庫165-2 HPB1319 |
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3 | 内なる敵 | 1974 | 早川文庫165-3 HPB1345 |
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4 | 沈黙のセールスマン | 1978 | 早川文庫165-4 HPB1457 |
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5 | 消えた女 | 1981 | 早川文庫165-5 HPB1477 |
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6 | 季節の終り | 1984 | 早川文庫165-9 HPB1532 |
パウダー警部補も脇役として登場 |
7 | 豹の呼ぶ声 | 1991 | 早川文庫165-11 HPB1601 |
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8 | Eye Opener 眼を開く |
2004 | HPB1792 |
No. | 事件名 | 発表年 | 邦訳 | 備考 |
1 | Albert's List アルバートのリスト |
1995 | HMM'98.1 |
No. | 事件名 | 発表年 | 邦訳 | 備考 |
1 | 夜勤刑事 | 1976 | 早川文庫165-6 HPB1427 |
リーロイ・パウダー警部補もの 脇役として登場 |
2 | そして赤ん坊が落ちる | 1988 | 早川文庫165-10 早川書房('90) |
恋人アデル・バフィントンが主人公 |