アメリカの女流ミステリー作家ローリー・R・キングの生み出した警察官探偵。
カリフォルニア州サンディエゴに生まれたイタリア系アメリカ人で、現在はサンフランシスコ市警の殺人課に所属する女刑事として活躍する日々を送っています。
刑事として任務を遂行していく際に女性であることが障害として立ちはだかるという設定が多いのですが、それを乗り越えて地道にコツコツと捜査活動を重ねゆき、やがて事件を見事に解決していってくれます。
また彼女の捜査活動を通して、彼女の活躍の場であるサンフランシスコの街を鮮明に描写していく点にも大きな魅力のあるシリーズです。
No. | 事件名 | 発表年 | 邦訳 | 備考 |
1 | 捜査官ケイト | 1993 | 集英社文庫('94) | MWA賞最優秀処女長編賞('94) |
2 | 捜査官ケイト 愚か者の町 | 1995 | 集英社文庫('95) | |
3 | 捜査官ケイト 消えた子 | 1996 | 集英社文庫('98) | |
4 | 捜査官ケイト 夜勤 | 2000 | 集英社文庫('01) | |
5 | The Art of Detection 捜査官ケイト 過去からの挨拶 |
2006 | 集英社文庫('08) |