オーストラリアの超人気推理小説家カーター・ブラウンの生み出した、超グラマーな女私立探偵。
大スターを夢見てハリウッドにやって来ますが、人生の困難を知っただけで結局銀幕スターの夢は諦め、ロサンゼルスに事務所を構えるジョニイ・リオの私立探偵事務所の秘書として働き始めます。後には彼に認められて事務所の共同経営者となりました。
ブロンドの髪に青い瞳をし、マリリン・モンローばりのプロポーションと色気を誇り、海兵隊員から教わったという空手で言い寄る男を撃退しますが、頭脳の方は今ひとつです。
能天気で楽観的な性格で、それが災いしてか、いつも問題を起こしトラブルに巻き込まれますが、持ち前の強運にも助けられ、気がつくといつの間にか事件が解決してしまっている、というご都合主義の結末が多いのがシリーズ作品中の特色といえます。
No. | 事件名 | 発表年 | 邦訳 | 備考 |
1 | Honey, Here's Your Hearse (ハニー、霊柩車をどうぞ!) |
1955 | - | |
2 | A Bullet for My Baby | - | ||
3 | Good Morning, Mavis | 1957 | - | |
4 | 女闘牛士 | HPB793 | 1962年に改作 | |
5 | 女ボディガード | 1959 | HPB812 | |
6 | 乾杯、女探偵! | 早川文庫43-2 HPB790 |
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7 | 明日は殺人 | 1960 | HPB695 | |
8 | とんでもない恋人 | HPB717 | アル・ウィラー警部との共演 | |
9 | The Bump and Grind Murders | 1964 | - | |
10 | Seidlitz and the Super-Spy | 1967 | - | |
11 | Murder Is So Nostalgic | 1972 | - | |
12 | And the Undead Sing | 1974 | - |