ペニー・パーカー
(Penny Parker)

「魔女人形の秘密」
（1939年）
（ポプラ社）

　少女探偵の草分け的存在であるナンシー・ドルーのシリーズの執筆にも携わったアメリカの女流ミステリー作家ミルドレッド・Ａ・ワート・ベンソンが、1939年から47年にかけて本名で発表した少女向けミステリーに登場する少女探偵。

　本名をペネロープ・パーカーといい、リバービュー・スターという新聞社の社長を務めるアントニー・パーカー氏の一人娘で、深みのある青い瞳に金色の巻き毛、透き通るような皮膚は見る人に美しい印象を与え、そのうえ才気に溢れる快活な少女です。

　新聞記事になりそうな情報を手に入れると、早速父親に売りつけて小遣い稼ぎをするちゃっかりとした現代っ子ですが、本当は素晴らしい特ダネを見つけて父親の仕事を助けたいと思っている心優しい少女なのです。

　なお詳しくは海外のこちらのサイト様に他の少女探偵たちと一緒に特集されていますので、ご覧になってみて下さい。

■原作■

ミルドレッド・Ａ・ワート・ベンソン
（Mildred A. Wirt Benson 米 1905-2002）

■人物ファイル■

本名

ペネロープ・パーカー（ペニーは愛称）

出身地

「跳ねる虎」「バス」「平底船の荷馬車」などいろいろなあだ名がついているブルーのクーペ（中古品で肝心な時に故障する悪い癖がある）

職業

リバービュー高女の上級生（16歳）
〈リバービュー・スター(The Riverside Starr Newspaper)〉という新聞を発行する新聞社の社長アントニー・パーカーの一人娘

特技

親友の同級生ルイス・サイデル (Louise Sidell)
父親の新聞社社長アントニー・パーカー (Anthony Parker)

事件簿

17長編に登場

■事件ファイル■

【参考】海外サイト「Vintage Series Books for Girls」様

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