キャサリン・エアード
(Catherine Aird)

「そして死の鐘が鳴る」
（1973年）
（早川書房）

　イギリスの女流本格ミステリー作家。ヨークシャーに生まれ地元の高校を卒業後、父親の医業を手伝っていましたが、1966年にスローン警部を主人公とする長編「聖女が死んだ」を発表し作家生活に入ります。

　その後も代表作である密室ものの傑作長編「そして死者の鐘が鳴る」など、しっかりとしたプロットと独創的なトリックを用いた典型的な本格ミステリを多数発表し続けています。

　更に彼女の作品は、それらの本格要素に加えてスローン警部とその周辺の登場人物のやりとりがユーモアたっぷりに描かれているのが特徴です。

　また1990年から1991年にかけては、イギリス推理作家協会（ＣＷＡ）の会長にも就任しています。

■作家ファイル■

本名

キン・ハミルトン・マッキントッシュ (Kinn Hamilton McIntosh)

出身地

イギリス、ヨークシャーのハダーズフィールド生まれ

生没

1930年6月20日～

作家としての経歴

1966

スローン警部もの第１作「聖女が死んだ」で作家としてデビュー

1990

この年から1991年にかけて、英国推理作家協会（ＣＷＡ）の会長に就任

シリーズ探偵

Ｃ・Ｄ・スローン警部 (C. D. Sloan)
ヘンリー・タイラー (Henry Tyler)

代表作

「聖女が死んだ」
「そして死の鐘が鳴る」

■関連リンク■

１　キャサリン・エアード公式サイト

■著作リスト■

１　Ｃ・Ｄ・スローン警部登場作品リスト

２　ヘンリー・タイラー登場作品リスト

３　その他の作品

【長編】

【短編集】

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