アメリカのハードボイルド作家ジョナサン・ラティマーが生み出した、ニューヨークの私立探偵。
年齢は34歳。私立探偵事務所所長のブラック大佐の下で、同僚のウィリアムズやオマリーたちと協力しながら探偵調査にあたります。
日焼けした浅黒い肌の精悍な男で、性格はおおらかで少し人を食った所があるお調子者ですが、頭の回転は素早く、窮地を乗り切る機知に長けています。
その一方で酒と女が大好きで、特に酒の方は酔っ払うと前後不覚となり、どこでも眠ってしまう困った癖があり、それが原因で窮地に陥ることもしばしばです。
No. | 事件名 | 発表年 | 邦訳 | 備考 |
1 | Murder in the Madhouse (精神病院の殺人) |
1935 | - | ラティマーの処女作 |
2 | 処刑6日前 (死刑六日前) |
創元推理文庫129-1 秋田書店 世界名作推理全集11('63) |
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3 | モルグの女 (盗まれた美女) |
1936 | HPB697 新樹社 ぶらっく選書17('50) |
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4 | The Dead Don't Care | 1938 | - | |
5 | 赤き死の香り | 1939 | 論創社 論創海外ミステリ78('08) |