イギリスの女流作家ジョージェット・ヘイヤーの発表した本格ミステリ4作品に登場するシリーズキャラクター。
スコットランド・ヤードに所属し階級は警視で、こめかみの毛がわずかに白髪くなった中年の男で、気さくそうな角ばった顔の中にある心もち落ちくぼんだ眼に重々しさの奥に陽気なきらめきをのぞかせています。
作中では部下のヘミングウェイ部長刑事とともに登場し、強力な個性を持つ登場人物たちを相手に苦戦を強いられつつも難解な事件を解決に導いていきます。
No. | 事件名 | 発表年 | 邦訳 | 備考 |
1 | 紳士と月夜の晒し台 | 1935 | 創元推理文庫127-11 | ヘミングウェイ部長刑事との共演 |
2 | マシューズ家の毒 | 1936 | 創元推理文庫127-12 | ヘミングウェイ部長刑事との共演 |
3 | They Found Him Dead | 1937 | - | ヘミングウェイ部長刑事との共演 |
4 | A Blunt Instrument | 1938 | - | ヘミングウェイ部長刑事との共演 |
【参考】「紳士と月夜の晒し台」(東京創元社 創元推理文庫)