アメリカの作家アーロン・エルキンズの生みだした人類学者のアマチュア探偵。 ワシントン大学の人類学教授で、その専門は自然人類学です。
その仕事柄世界中の警察から様々な骨の分析の依頼が舞い込み、一片の骨から年齢、性別、外見、体格、病歴、死亡時期などを割り出し、事件解決に貢献します。
そのような所から〈スケルトン(骸骨)探偵〉の異名を持っています。
物語初期では愛妻のノーラを交通事故で失い、独身でしたが、その後公園保護官のジュリーと再婚し、シリーズでは主に夫婦で各地を旅し、その行く先々で事件に巻き込まれるというのがパターンとなっています。
No. | 事件名 | 発表年 | 邦訳 | 備考 |
1 | Fellowship of Fear (恐怖の友情) |
1982 | - | スリラー小説 |
2 | 暗い森 | 1983 | 早川文庫299-5 早川文庫ミステリアス・プレス36('91) |
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3 | 断崖の骨 | 1985 | 早川文庫299-6 早川文庫ミステリアス・プレス48('92) |
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4 | 古い骨 | 1987 | 早川文庫299-1 早川文庫ミステリアス・プレス1('89) |
MWA長編賞('88) ハヤカワベスト100・62位 EQアンケート73位 |
5 | 呪い! | 1989 | 早川文庫299-3 早川文庫ミステリアス・プレス18('90) |
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6 | 氷の眠り | 1990 | 早川文庫ミステリアス・プレス60 | |
7 | 遺骨 | 1991 | 早川文庫ミステリアス・プレス74 | |
8 | 死者の心臓 | 1994 | 早川文庫ミステリアス・プレス98 | |
9 | 楽園の骨 | 1997 | 早川文庫ミステリアス・プレス119 | |
10 | 洞窟の骨 | 2000 | 早川文庫ミステリアス・プレス155 | |
11 | 骨の島 | 2003 | 早川文庫299-4 | |
12 | 水底の骨 | 2005 | 早川文庫299-7 | |
13 | 骨の城 | 2006 | 早川文庫299-8 | |
14 | Little Tiny Teeth 密林の骨 |
2007 | 早川文庫299-9 | |
15 | Uneasy Relations 原始の骨 |
2008 | 早川文庫299-10 | |
16 | Skull Duggery 騙す骨 |
2009 | 早川文庫299-11 |